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カストリ雑記

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『孤独のグルメ』がリピーターを生む理由について考えてみた。

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数日前から扁桃炎になり、熱が37.5℃あって、唾を飲むのも痛い状態の私ですが、『孤独のグルメ』を見たら焼肉が食べたくなりました。

「『孤独のグルメ』は渡り鳥ではなくリピーターを生むドラマ」と絶賛されている理由がわかった気がします。


『もし〜たら、きっと、◯◯だろう。』という想像力を掻き立てるからなのではないかと私は推測します。


食事シーン・ハイテンションなコメント・調理シーン・店舗紹介と目まぐるしく場面が切り替わる報道番組内のグルメリポートを見た時の主な感想は『あのお店一回行ってみたい。』

リポーターを見た時は『わざとらしいな。』『美味しそうに食べるな。』『このマグロ、お肉みたい?じゃあ肉食べればいいだろ。』というその人の仕事を見る。

全部がぶつ切りになって見えてしまう。

すると、自分がそのお店で実際に食事をするイメージが湧かなくて誇張された表現だけが先走ってしまい、『一回行ってみたいね。』『テレビで言うほど大したことなかったね。』という感想で終わってしまうんだと思う。



一方、ひたすらおっさんの心の声と、ゆっくり食事をするシーンを淡々と放送し続ける『孤独のグルメ』の場合、主な感想は『食べたい。』。あと、五郎ちゃん独特の比喩表現は『真似したい。』になる。『旨さの武者修行』とか言いたい。何そのセンス。ズルい。羨ましい。

誇張表現はあれど、実際に自分が食事をしている時とだいたい同じテンションなので、自分がそのお店に行くイメージが湧きます。

見終わった時『今週も五郎ちゃん幸せそうだったな。いっぱい食べてたな。』と感想を持ちます。

すると『もしあのお店に行ったら、きっと幸せな気分になれるだろう。』のイメージがすんなり降りてくる。



例えば、実際に自分が物を買う時、どんなに特長を口で説明されたところで、その商品を手にして使ってみて自分がどうなるか想像出来ない商品を買いますか?

『お得だ』『今だけだ』『新しい』この言葉だけを連呼されて買った商品、いったいどれだけ定価で買ってリピートしましたか?

『お店に行ってお金を支払うところまでしか想像力を掻き立てないグルメリポート』が既存のグルメ番組。

『もしあなたが、ここに来たら、これを食べたら、きっと幸せになれるでしょう。という想像を掻き立てるストーリー』が『孤独のグルメ』です。


人は見たいものだけを見ますから、『もし〜たら、きっと◯◯だろう。』というプラスのイメージを持たされればその眼鏡をかけたままお店を利用します。

そうすれば、よっぽどの不利益がない限りはリピートしたくなるはず。


ストーリーを追わせるだけではなく、視聴者にも『もし〜たら、きっと◯◯だろう。』というストーリーを組ませるのが『孤独のグルメ』が『リピーターを生むドラマ』といわれる由縁なのではないかと考察してみました。




早くお粥以外のものが食べたいです。