カストリ雑記

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イツッター

江戸後期発祥の大衆娯楽。都々逸。
七・七・七・五の口語定型詩です。
おそらく日本一有名な都々逸は『散切り頭を叩いてみれば 文明開化の音がする』でしょうね。
かと言って、それが名作か?と言われれば、ちと違う気はします。
都々逸は恋に纏わるものが多いです。
有名どころだと
恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす
三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい

という作品があります。

江戸末期に、会いたくて震える系の女子が詠ったんですね。昔から女の子は焦がしたり、震えたり大変だなぁと思います。どうでもいいですが、私は電マのモーターを焦がしたことがあります。

それはまぁ、サラッと流して頂いて。

都々逸が流行った時代といえば、茶道の文化が庶民に広がり、なおかつお茶そのものを日常的に飲むようになった時代です。この時代を“26文字つぶやき時代”と呼ぶならば、現代は“141文字つぶやき時代”。Twitterをやりながらシロップだのクリームだのなんだのを色々乗せ過ぎた、コーヒーやら抹茶本来の味が全くわからないスタバの飲み物を飲むのがオシャレとされている時代ですね。

つぶやける文字数の変化の引き合いにお茶の文化を挙げた理由は『言葉もお茶も、現代では色々盛り込み過ぎて本来の魅力がかき消されてしまっている』という理由からです。

“26文字つぶやき時代”にも、“141文字つぶやき時代”にも存在した色恋沙汰を素材にしたつぶやき。もちろん、26文字〜にも駄作は山ほどあったでしょうが、名作として今なお語り継がれる作品からは『少ない文字数・少ない素材でうまいこと言ってやろう!』という気概が感じられます。読み手に対するおもてなしの精神がありますし、『うまいこと言ってやろう』と思案しながら詠うことで自分が癒され、明日からも気丈に振る舞うためのちょっとした心の潤いになったのだろう という想像が自然と出来るのです。本当に『お茶』の様な存在だったのだろう と。

141字で自由な言葉調子で語られた色恋沙汰の悩みって、スタバのフラペチーノみたいに甘ったるいだけで、何を伝えたいかわからないんだよね。女の弱さを伝えようとしているんだろうな というところまで伝わっても、嫋やかさもテンポも感じられないから全く頭に入らないんだよね。

都々逸、是非調べて色々読んでみてください。共感して感傷的な気分にもなりますし、『うまい!やられた!』と痛快な気分になりますよ。


さ、そんな都々逸の名作を読んで、ため息でも吐くかな!

軒に吊られたわしゃ風鈴よ 鳴るも鳴らぬも風次第
顔見りゃ苦労を忘れるような 人がありゃこそ苦労する 

ハァ…。


ついておいでよこの提灯に けして(消して)苦労(暗う)はさせぬから 

こういう人とね、次はね…ハァ…。


次こそ頑張ろう…

甘い時間の後に遺るは 放れど治らぬ痛みかな
惚れた腫れたの鈍い痛みを 治してほしいと口を開く

あ、これは今さっき作りました。たかだ作です。

水曜日、前からツバつけてた男性(28)デートです!なんかこう、うまいこと言って、うまいこと行けばいいな!!

上のを読んでお分かりのように、相手は






歯医者さんです!!

頑張るぞー!オー!!