カストリ雑記

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たかだがジョジョを熱く語る 第一部

スタンドを使い、顔を変え、運勢を操り、クライアントをモテモテにするエステティシャン“辻彩”。
そのスタンド“シンデレラ”の虜になり、意中の男“広瀬康一”を射止める為に、辻彩のもとに通い詰める“山岸由花子”。
辻彩は由花子に言った。『あなたは愛に関して無敵の肉体になった。でも30分ごとに口紅を塗るのを忘れないで。でないとあなたはあなたでいられなくなる。』と。
しかし、由花子は約束を破る。
かつての美貌は失せ、自信も失い、康一を避けて生活を送るようになる。
辻彩の店を訪れ、施術のやり直しを求め、スタンド対決を申込む由花子。
しかし、スタンドによって“愛に関して無敵の肉体”になる前の由花子を作り上げてきたパーツは、全てスタンドによって消去されていたのだ。
この事実を知った由花子の元に、康一が訪れる。康一は由花子を好きになっていた。不自然に姿を消した由花子を捜し、辿り着いたのが、辻彩の店。
突然の康一の訪問に『私は由花子ではない。』と言い張るも、
康一は『その性格、間違いなく由花子さんだ。そのタフな性格。その性格なんだよ。その性格、なんだか好きになっちゃって。』と、なおも由花子への接近を図る。
辻彩は由花子に最後の情けをかける。
『その男の勇気に免じて、最後のチャンスをあげる。この無数の仮面の中から、過去の自分のパーツを探し出しなさい。合っていたらあなたは“山岸由花子”に戻れる。間違えたら“醜い女”として一生を過ごすことになる。』
しかし、実はどれも正解ではない。
それを知らず必死に探す由花子、支える康一。
自身の存続を賭ける、自分との戦いの中由花子が選んだ道は
『康一くんに選んでもらう。康一くんに選んでもらった顔なら、どんな顔でも、どんな運勢でも従える。後悔はない。』
と、好きになった男・広瀬康一に自身の一生を委ねる道だった。

そこで、由花子へ無謀な挑戦を仕掛けた辻彩に対する康一の台詞がコレ。


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うわぁぁぁん。・゜・(ノД`)・゜・。


もしかしたら、康一は気付いていたのかもしれないよね。正解がないことに。
それに『性格(理想家で、プライドが高くて、きっついけど、一途な性格)を好きになった』『どんな顔でも、僕は由花子さんを捜し出せる』と。
今まで散々高圧的に接してきた康一に対して、初めて選択権を与えたんですよ。由花子は。この、人生の岐路で。
康一の後ろを3歩下がって歩くと決めたんです。
でも、康一は…康一は…。・゜・(ノД`)・゜・。
『よし、わかった!俺がいく!』というステレオタイプな男らしさではなく、
『由花子を大切にしたい』というシンプルな気持ちで、『漢』らしい誓いを辻彩という魔女に立てたのですよぉ!!



要するに、お互いがお互いを尊重する姿勢が恋愛においては重要だと思うんです。
康一が自己犠牲の道を選んだから素晴らしいのではありません。
康一の目が見えなくなったら、由花子は自分が醜くなること以上に傷付くと思うので。
ただ、私はこの康一の姿勢に
『僕は(私は)こうありたい、替え難いあなたにはこうあって欲しい。だから僕は…』
という一歩踏み込んでアクションを起こすことの重要性を感じました。
男女の付き合いに必要なものは『男はこうあるべき、女はこうあるべき』という一般的な慣習やら、18歳までに集めた偏見のコレクションではなく、個人の尊重である。と。

『個人』を好きになり、人と深く付き合うのに必要なのは、
お互いが、相手の望みを叶えるために、お互いがアクションを起こすこと。


『こんなことを言ったらorやったら、嫌われるかもしれない』
そんな懸念が、人付き合いには付きまとうものです。そして、それが深い付き合いを目指せば目指すほどに。
私も、こんな性格をしておきながら、結構気にしています。…気にしていますよ?え?
ですから、私は、きっと康一のような返答は出来なかったでしょう。
『わかった。私選ぶわ。頑張るー!』と。『不正解』を選んだはず。
相手の信頼に応えることも難しいですし、まず相手から信頼を得ることも容易ではない。
しかし、相手から与えられた選択肢から選ぶだけという行動は『嫌われないようにしよう』という決してポジティブではない考え方でも出来てしまうんです。

人って、口に出さない部分に本心が潜んでいるんですよ。意図は、“意図”ですから、100%は目に見えないものです。自分にも心当たりがありますし。ありますよ?ん?

辻彩は意図を口に出さず、意地悪を仕掛けた。由花子は選択肢を口に出したけれど、口に出した内容の一歩奥にある、“意図”を注意深く扱える、思慮深いパートナーのお陰で、幸せになれた。
康一も、康一の思慮深さに救われた。

『この人、どういう人だったかな?』
『何故かな?』『どうかな?』『どうすればいいかな?』
と、個人を注意深く観察すること。
そして、その観察結果を鑑みたアクションを起こすことが、『個人を尊重すること』となりますし、
特に、深い付き合いとなる恋愛には必要だ と思います。


(公約通り書いたッ!第一部、完ッ!!)